紙とレーザー②品質の違い
紙加工に適したレーザーはCO2レーザーです。そのCO2レーザーの中でも様々なタイプのレーザー機があり、素材と加工目的に見合ったレーザー機を選択することがとても重要です。
ジーパックスのレーザー設備はパルス発振CO2レーザーです。パルス発振を簡単に説明すると、レーザー照射のON、OFFを高速に繰り返し行っている制御のことになります。紙のレーザーカットにパルス発振レーザーを用いることにより、熱影響を最小限に抑えることが出来ます。その結果として連続発振レーザー機に比べ品質の高い製品が加工できます。設備の話に戻りますが、ジーパックスのレーザー設備の特徴はパルス発振とスキャナを組合わせる事により、熱影響を抑え生産性を高めることを可能としています。生産性を高めることでコストパフォーマンスにつながります。(スキャナ方式とプロッタ方式のメリット、デメリットについては別の機会に説明いたします。)
《パルス発振レーザーと連続発振(CW)レーザーの違い》
写真:加工の違い
発振器タイプの違いについて