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Co2レーザーと集塵の関係

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今回はレーザー光を照射した時に発生する煙とチリの集塵について取り上げます。

CO2レーザーの波長はレーザー波長の中でも最も長く、レーザー照射すると素材はレーザーを吸収し熱エネルギーによって素材に変化が起きます。

紙の場合はレーザー照射した箇所は気化し切断されます。

CO2レーザーで加工可能な素材は多いですが、最も有効な素材は紙、木材、アクリル、PET、ゴムがあげられます。

レーザー照射した場合は必ず煙りとチリが発生します。紙、木材、化学製品、素材の違いによっても粉塵の性質も異なってきます。

そして、その煙とチリをいかに早く処理するかにより、加工品質にも違いが出てきます。

更にはスキャナタイプとプロッタータイプでもチリの処理方法が異なります。

これまでの経験から得られた事の一つとして、加工時に発生するチリの特性を知ることが加工品質の向上につながる事です。

写真は木製品へのレーザーマーキング(刻印)ですが、木材に含まれるヤニの付着を抑えることが重要です。

上部へ上がる煙を回転気流によって一気に集塵しています。

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