マイクロミシンと聞いて何だかわかりますか？分からない方に少々説明を。マイクロミシンもしくは、ミシン目の方が分かりやすいですね。
加工方法としては、パルス発振を最大限に活かした加工となります。写真のマイクロミシンの加工は0.3ミリピッチ間隔に150μの穴をレーザーで開けています。1つの穴を開けるのに、10発のレーザーショットで紙に穴を開けています。全く理解できないと思いますが、ここでパルス発振の制御をしています。1秒間のパルス数と、時間の制御で10発というショットを0.3ミリピッチに入れていくわけです。
難しくなりましたが、パルス発振レーザーでしか出来ない加工となります。
このマイクロミシンは市販品でもあるインクジェット用名刺などに良く使われています。この加工がレーザーでも出来てしまいます。
事例紹介の中でオリジナル名刺コーナーがありますが、その加工の中にマイクロミシンを取り入れてあります。


上記写真は弊社のオリジナル名刺の製作例になります。思う存分にパルスレーザーの特徴を表現してあります。
製品コストと生産性を考慮して、A4用紙にレーザー加工を施した後、レーザープリンタで両面印刷してあります。デザインによっては印刷後にレーザー加工を施します。
これを1枚づつ加工していたらコストが高くなってしまいますよね。
是非この機会にオリジナル名刺をご検討ください。