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ファイバー紙のレーザーカット

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ファイバー紙のお問合せが増えてきた事もあり、改めてファイバー紙のCO2レーザーカットについて取り上げたいと思います。

CO2レーザーとファイバー紙の加工相性は良好です。

ファイバー紙はCO2レーザーの他に刃型で抜くことも出来ますが、ファイバー紙はとても硬く厚みもある為、硬い素材に対応できる刃にする必要があります。

しかし、刃型では抜ける形状に限界があります。

細かな形状は刃型では抜くことはできません。従ってファイバー紙のCO2レーザー加工はとても有効であると考えます。

CO2レーザー加工のメリット、デメリット。

メリット
1.木型が不必要である。(イニシャルコストが安い)
2.小ロットに対応可能。
3.木型では不可能な形状が加工可能。

デメリット
1.抜き加工に比べ加工時間が長い。(加工費が高い)
2.大ロットに対応メーカーが少ない。
3.レーザー照射によるヤニ、粉塵対策が必要。

ここではレーザー加工でのメリットを幾つか紹介したいと思います。
1.細かな抜き加工
キャラクタークリップの微細加工。最小加工寸法はビームのスポット径にあたる約0.18㎜となります。
図面と実際の写真
クリップ図面IMG_6816_1
2.マーキング加工
抜き加工以外にマーキング加工によりデザインを表現することが出来ます。
写真①オリエンタルカクテル(青)写真②ファイバー紙(白)にシルク印刷
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3.スキャナレーザーで高速加工
プロッターレーザーに比べスキャナレーザーは加工時間を大幅に短縮することが可能です。数百単位までしか対応出来なかったことが、数千単位でも対応可能となります。

お問い合わせ

TEL:058-279-2111

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