レーザー彫刻(マーキング)②
レーザー加工:木製品 2017.05.06
前回①でのレーザー彫刻、マーキングでは焦がす、焦がさない。ことについてレーザーの設定条件を見つければ表現が可能ということを説明しました。ただし、これには素材の特性も知ることが絶対条件であり、レーザーの設定値が同じでも樹種が変われば結果も違ってきます。マーキングは奥が深いです。
今回は前回の彫刻、マーキングと同じ加工なのですが、設定条件をより細かく設定することで表現が豊かになる。ということを知って頂こうと思います。表現と言えば、写真彫刻が1番わかりやすいでしょう。
素材:ヒノキ
写真は猫の画像をレーザー用に処理をして、1ピクセルに対し何ショットのレーザーを入れるかを設定してあります。この設定ができるのが他のレーザー機とは違うところでもあります。パルス発振レーザーだからこそ可能な技です。CW(連続発振)レーザーでは出来ない表現になります。
よく見ると、1ピクセルに対して正確にレーザーが照射されていることがわかります。微妙な表現が必要な毛並みの表現も可能です。
ホームページの事例ページで画像彫刻 記念盾を紹介してありますので是非ご覧ください。