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アクリルの切断&彫刻

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CO2レーザーとアクリルの加工相性はとても良好です。切断、彫刻、どちらも容易な加工です。ただ、レーザーカットした断面や、彫刻(マーキング)面は熱影響によるダメージが生じます。この熱影響は避けることができませんが、目立ちにくくする加工テクニックがあります。アクリル素材も2タイプあり、それぞれ素材特性が違います。アクリル板には押出板とキャスト板があり、その製造方法に違いがあります。それぞれの素材特性を簡単に説明すると(押出板とキャスト板を比べて)押出板は加熱部分が溶けやすい。素材が安価である。接着しやすい。キャスト板は押出板に比べ硬度があり熱ダレが少ない。素材が高価である。接着しにくい。どちらを使用するかは目的に応じて選ぶことが良いです。【使用例】押出板:雑貨キーホルダー、什器。キャスト板:イルミネーションボード、導光板。
今回はアクリル(押出板)を使用して、マスコットスタンドの作製を紹介します。アクリル板は規格品300×450㎜を使用。作製する製品を面付し、UVインクジェットプリンターで印刷します。弊社のプロッターレーザー機には加工ポジション補正用ビジョンシステムが搭載されていないので、見当合わせ用のトンボマークが重要です。トンボマークで印刷とレーザーカットの見当合わせを行い、レーザーカットを行います。
レーザー加工機はプロッターレーザーで加工します。スキャナレーザーで加工を行うと、加工時に発生するガスが上部へ上がり切断面にガスが付着してしまします。付着したガスの汚れは落ちにくいので製品の品質としては良くありません。アクリル切断に関してはプロッターレーザーで加工する事が適正です。プロッター式は上部よりエアーを吹き付け、強制的にガスを下へ送り込む為に切断面へのガスの付着を防ぎます。
写真:試作用キャラクター(販売用ではありません。)
レーザーは裏面から照射。見当合わせのトンボマーク
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