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レーザーで透かし加工

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 レーザーで紙を透かす加工テクニックがあります。
 その場合は加工スピードの速いスキャナレーザーでの加工が必要です。透かし加工は紙の表面を薄く削り取り、うっすらと向こう側が透けて見える状態にしますが、どんな紙でも加工可能ではありません。加工検証して紙を選定する必要はあります。
 今回は障子用和紙、白和紙、ケンラン白、ケンラン黒をテストしました。使用機はパルスCO2レーザーで、パルス幅を短く熱影響を抑えて加工します。熱影響を抑えることは焦げ防止につながります。(焦げにくい紙を見付けた時は嬉しいですね。)
 紙の中でも和紙のような繊細な紙の場合は、レーザーのパラメーター設定値が微妙で適正値を見付けることが難しいです。それと和紙の厚みにもバラつきがあり、どうしても仕上りにバラつきが発生してしまいます。その場合はレーザーの打ち方を変えることで、同じような透かし加工が出来ます。
 仕上り方は全く異なりますが、見え方としては透かしになっています。




加工例
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障子和紙
市販されている障子和紙。紙厚が薄く表面を薄く削りとる条件は難しいです。マーキング加工(A)
直径約0.18㎜の穴を0.5㎜ピッチで開けてあります。ドット加工(B) パルスレーザーの特性を活かした照射方法です。
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大礼和紙
和紙厚があり表面を削り取ることが出来ました。マーキング加工(A)
ドット加工(B)
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ケンラン180kg 白:光が透過しない為に写真では黒っぽくなっています。
マーキング加工(A)
ドット加工(B)
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ケンラン180kg 黒:色物はマーキング部分が白っぽくなります。
マーキング加工(A)
ドット加工(B)
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厚手和紙:マーキング加工を施しても全く焦げることがない和紙でした。
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ケンラン白、ケンラン黒、厚手和紙、マーキング加工痕の違いです。加工条件が同じでも紙質の違いで外観が大きく異なります。

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